景況関連の報告]平成23年3月分

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製造業

食料品製造業

繊維・同製品

木材・木製品

印刷

化学ゴム

紙・紙加工品

窯業・土石製品製造業

鉄鋼・金属工業

一般機器

非製造業

卸売業

小売業

商店街

サービス業

建設業

運輸業


【製造業】

<食料品製造業>

缶  詰

筍缶詰の時期ではあるが徳島産は夏の猛暑、雨のなさ、冬の大寒波と収穫が遅れていて量も少ない。東日本大震災の影響で売り先や販売ルートがなくなり打撃を受けたが、販売先や産地とも協力しあって危機を乗り切りたい。

味  噌

前年同月との比較では、生産量は94.3%と前月に比べ減少幅が拡大した。出荷量も97.1%となり減少が続いている。組合員の一部から味噌の売れ行きが悪いという声が出ている。主原料のうち輸入大豆の価格は需給が逼迫し、他の穀物とともに高騰が続いている。もう一方の外国産米の価格は引き続き安定している。

菓  子

業況が少し上向きかけたところにこの度の大震災。想定外の問題で厳しい状況で推移している。この時節、業界では最多の繁忙期ながら苦しい対応に困っています。でも元気を出して頑張るしかないでしょう。


<木材・木製品>

木  材

原木丸太出材量は増えつつあり東日本大震災の影響で仮設住宅資材不足もあり買気は旺盛に展開し、現在原木丸太価格を幾分押し上げている状況で取扱金額も増となっているが全般には横這いの景況。今後一般住宅の需要動向については先の見えない状況に置かれている。

木  材

東日本大震災の影響で混乱している状況で先行き不透明感が強い。

木  材

東日本大震災の影響に於いて、メーカー向けに工事用資材を注文しているのだが、荷が届かず次の工事に移ることができない。また施主から工事用代金を得ることができずに、黒字倒産が懸念される事態になりつつある。


<印 刷>

印  刷

売上については去年あった市議会の選挙がないため減収となったがほぼ予定通りの売上であった。東日本の震災からひと月たつが、当社においては仕入は順調に行えている。しかし得意先でのPPなどの化学材料の品薄がかなり大きくなってきている。例えばポケットティッシュの外装などのポリはかなり手に入れにくくなっているようだ。今後は得意先での減産の影響が出てくるのではないかと警戒している。


<化学ゴム>

製  薬

東日本大震災の影響で医薬品安定供給の為、他の医薬品製造業者より製造委託が多数あるが、製造設備不足及び自社品繁忙で受託出来ない状況にある。

<窯業・土石製品製造業>

生 コ ン

災害復旧工事・道路改良工事等の市・県発注工事が3月時点にて補正予算等が付いているものについては執行される見込み。特に災害関係の耐震補強工事・道路改良工事については23年度に於いても継続して受注が見込める。23年度の工事受注状況については東日本大震災の影響により不要不急の国県発注工事が先送りされる模様にて見通しは不透明。22年度は売上利益ともに前年度を上回ったが23年度については今後の展開による。


<鉄鋼・金属工業>

鉄  鋼

リーマンショック以来、やや明るさが見え始めた矢先、3月11日に東日本大震災が発生し、その影響で原材料の入荷時期がはっきりしない。従来の陸上輸送を海上輸送に切り替えたので納品日数が多くなった。取引先の工場が休業状態になった等の間接的な被害が多少でている。

ステンレス

震災の影響で資材調達においては納期遅れ等もあり、まだまだ先行きは不透明な状況である。また、為替相場も円高基調に変わりなく、影響も懸念される。


<一般機器>

機械金属

依然厳しい状況ではあるが今回の東日本大震災による被災地域の生産販売等営業活動の停止等に伴い今後の経済に対する影響は大きいものがあると考えられる。また震災による不安も相まって経営予測が出来ない状況である。今後内需の拡大も注視しながら生産在庫等の管理が必要である。



【非製造業】

<卸売業>

液化石油ガス

前月比横這いとなった。アラブ諸国の民主化デモによる情勢混乱などを受け原油価格が高騰したものの産ガス国による潤沢な供給力を背景に市況は弱含みで推移。原油熱量換算比は98.5%となる。

食 糧 卸

震災及び原発事故による農作物への影響が懸念されます。

木 材 卸

東日本大震災の影響で業者が在庫手当を積極的に行ったため売上は増加。また価格面も上昇。従って流通在庫は大幅に減少。先行きは住宅資材、機器の調達難から着工を延期することが予想され売上減が予想される。

繊 維 卸

長期の不況感による節約疲れにより、本年から消費が上向き、3月初旬までは景況の持ち直し感があり売上の上昇を感じていたが、大震災の直後から顧客の来店頻度が極端に低下し、そのため売上・収益が低下しているが、実際の消費者マインド自身は低下しているわけではないと考えている。そのため今回の震災の復興に至るビジョンや日本の今後の方向性が示され、国民に受け入れられることになれば、転じて好景気になるのではないかと感じている。景気回復には今後の対応が急がれ、また再生プランが重要になってくると思う。繊維製品、特に木綿などを中心に原材料の高騰によって、製品原価の値上げなどもあり仕入による収益の圧迫が懸念される。


<小売業>

石  油

東日本大震災の影響なのか販売は低迷した。

電気機器

家電エコポイント制度も3月31日で終了となり4月〜8月の夏物商品販売に期待しているが、東日本大震災により早くも商品材料不足と価格の値上がり、入荷待ち商品も出てきている。

畳小売業

年度末の仕事が低調であった。震災の影響で原材料がなかなか入ってこない。現場もいろいろな資材が入らないために仕上がらない。これからもこの状況は続く見込み。仕事にならない。在庫品の備えのあるところは少ない。

ガ  ス

組合としては市営団地が新たに増加。組合員からは「何軒減った」という話を聞くが、震災の影響でオール電化を見直してガスの方に流れてくる顧客もあるのではという話もある。


<商店街>

徳 島 市

3月11日に起きた東日本大震災により、東日本といわず全国的に動きが急に止まった。更に福島原発事故により厳しさを増した。しばらくは低迷状態が続きそうですが今は被災地の皆さんの一日も早い回復を祈る気持ちで各店で義援金活動をしている。

阿 南 市

チャリティー桜まつりを開催して義援金活動を行った。若者からお年寄りまで多くの方々が募金してくれた。


<サービス業>

旅 館

徳島市日本観光旅館連盟の宿泊人員(3月分)は、22569人であり、前年対比82.1%と減少した。

不 動 産

不動産の売買に関しては低額物件(1,000万円以内)はよく売れているようです。

自動車整備

3月の新車登録車は対前年比マイナス36.8%、軽自動車は対前年比35.7%と落ち込んだが、中古車は登録車プラス11%、軽自動車プラス6.5%と昨年を上回った。

旅 行 業

東日本大震災による大幅な払い戻しや予約の取り消しが発生し、その上消費マインドの冷え込みで大きな減収となっている。


<建設業>

建 設 業

東日本大震災によりコンパネ・ユニットバス・建設関連資材の入手が困難になってきている。今後は被災地復興に予算が廻されることが考えられ、徳島県での公共事業は激減すると思われる。

解 体 業

公共工事については3月末日に全て工事が完了し、民間工事についても一般住宅の建て替え工事の解体工事も前年度より大幅に減少している。

電気工事業

住宅新設口数は、275件(対前年比83.5%)と減少した。

板金工事業

仕事量は増えてきたようだが、資材の不足や値上げ等で収益は落ち込んでいる。


<運輸業>

貨物運送業

一般貨物輸送量は若干増加したものの燃料価格の高騰により経営は深刻な状況にある。

貨物運送業

東日本大震災により運輸業界も混迷を極めている。まず地震直後から燃料問題が起こり東日本では給油できない状況となった。その後数日で自社給油設備がある会社は数量制限がかかりスタンドでの給油が必要となった。燃料制限と同時に燃料価格もさらに上がっている。被災地への物資輸送、東日本の工場停止による西日本の工場での生産拡大で一時はトラックが足りない状態となった。しかし年度末の繁忙期であるため空きのないところに臨時便の増加となり、効率的な輸送ができない状況となった。売上は増加したが業況は悪化したという業者が複数あった。


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