景況関連の報告]平成23年4月分

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製造業

食料品製造業

繊維・同製品

木材・木製品

印刷

化学ゴム

紙・紙加工品

窯業・土石製品製造業

鉄鋼・金属工業

一般機器

非製造業

卸売業

小売業

商店街

サービス業

建設業

運輸業


【製造業】

<食料品製造業>

味  噌

前年同月との比較では、生産量は100.5%となり4ヵ月振りに回復したが、これは前月までの生産減の反動によるものと思われる。出荷量は97.2%でほぼ前月並みの水準を確保できたが、相変わらず売れ行きは悪い。主原料のうち、輸入大豆の価格は高値のまま推移している。もうひとつの外国産米の価格は引き続き安定している。

菓  子

繁忙期であるのに何かしら重々しい雰囲気が感じられる。震災の影響かもしれませんが、とにかく活気がない状況です。加えて原材料などの値上がりと厳しい条件ばかりです。


<木材・木製品>

木  材

国産材原木丸太出材量は増加傾向にあり、震災後の仮設住宅などの要因もあり買気旺盛の状況であるが市況は横這いで推移している。しかし取扱数量・金額は増となっている。また製材製品についても仮設住宅及び復興住宅用に動きが見られているが、一般住宅用ついては需要動向の先行き不透明感が強く、業界全般に景況は大きな変動なく推移している。

製  材

先行き不透明感が強い。


<印 刷>

印  刷

東日本大震災の影響で丸亀方面の販促グッズ販売はかなり落ち込んでいるようだ。3月は前年並だが4月5月と順に落ちこみが大きくなっている。対して四国中央市方面においては関東方面の仕事の特需が少し上向きのようである。

印  刷

東日本大震災の影響で印刷用紙は供給不足が続いている。供給不足は印刷業界や出版業界などに影響を与えている。


<化学ゴム>

製  薬

東日本大震災の影響で追補収載が5月より6月へ変更されるが好調。当面高水準で推移するものと思われる。


<窯業・土石製品製造業>

生 コ ン

4月現在新規発注工事に関しては、県・市ともに少なく今後の見通しは不透明。東日本大震災の影響にて更に工事の減少が予想される為、取引先の動向については注意を要する。業務の縮小又は廃業する所も出てくると予想される。


<鉄鋼・金属工業>

鉄  鋼

業種や規模によって、受注が安定してきた企業と長期間に亘り受注が低迷している企業の色分けが少しずつ鮮明になりつつある。総体的には設備の操業度は昨年に比し、多少上向いてきているが、原材料の高騰等に伴い収益率は一部組合員を除き悪化傾向にある。

ステンレス

年度開始月であるが震災の影響で一部の調達部品において品薄状態となったり、まだまだ先行き不透明な状態は続いている。また為替相場、円高基調も変わりなく、影響も懸念される。


<一般機器>

機械金属

東日本大震災により一部の企業で部品や材料の供給に影響が出ている。また東日本の電力不足やガソリンの値上げ等も併せ、本格的な影響はこれからだと考える。



【非製造業】

<卸売業>

液化石油ガス

再度の値上がり。前月比55$高。中東・北アフリカ情勢を背景とする原油価格高騰と中国・東南アジア勢の購入の動き出しがある。原油熱量比は96.9%と原油よりは安めが続く。

食 糧 卸

震災・原発事故により23年米への不安が高まっている。

木 材 卸

3月に引き続き前年比受注等順調に推移。

繊 維 卸

過度な自粛が4月の購買意欲を押し下げ販売不振になっていたが、5月のGW直前の旅行や買い物行動に表われたように、自粛をしても問題解決にならないことが浸透し、やっと消費マインド高揚の禁止といったようなものが解消された感がある。しかし景気の持ち直し感はなく、販売・利益で厳しい環境がしばらく続くのではないかと予想される。直近の出来事だけに分析等は進んでいないが、この震災を期に人々の消費に対する考え方が大きく変わったように思える。以前なら無目的に消費を楽しむ、消費自身に価値を見いだす感があったが、これからは消費に対する目的性を持たせる、また自分だけの消費というところから他者を意識する、つまり商品そのものだけでなく製作者や流通の介在した人を意識するといったコミュニティーや意思が介在するビジネスが潮流となるのではないかと考える。単に東北のものを買い、観光等で支援するだけでなく、消費をすることによって震災で傷ついた東北を支援する、経済を活性化させることを自身が東北の支援の形であり、ひいては日本経済の閉塞感を打ち破る。そのような運動や施策が出来ても良いのではないかと思う。


<小売業>

プロパンガス

震災・原発の停止等の状況で「エコジョーズ(最新ガス給湯器)」や「太陽光発電」の組み合わせに期待する組合員の声が大きい。

畳小売業

年度末の現場が遅れている。他の資材の入荷も遅れているので全体的に中々仕上がらない。5月連休も休まずメーカーは生産体制をとっているので来月は多少遅れた資材も入荷すると思われる。在庫数量は余分なものがない。心配されるのは新年度の予定が少ないこと。


<商店街>

徳 島 市

東日本大震災と原発事故で日本中自粛ムードであまりにも暗いニュースが続く厳しい月であったが、その中でも義援金活動も積極的に集められ、ボランティア活動などの明るい材料も出て来た。自粛へではなく活気をつける事も被災者の方々を励ます効果があるとの観点で少しずつ動きが出て来た。

阿 南 市

新年度に入っても消費者の財布のヒモは依然締まったまま。募金には緩いが買い物には厳しい。


<サービス業>

旅 館

徳島市日本観光旅館連盟の宿泊人員(4月分)は、24,517人であり、前年対比96.6%と減少した。

不 動 産

東日本大震災の影響で建築資材が供給が出来なくなったため、土地の売買に関するお客様の姿勢が様子見になり売買件数が減少しました。

自動車整備

4月の新車登録車は対前年比マイナス63%、中古車も震災の影響で品薄との報道もあったが対前年比13.8%であった。軽自動車の新車も対前年比マイナス46.3%と昨年に比べて大きな落ち込みとなっている。

旅 行 業

震災の影響により需要が減少し、キャンセルも多発した。


<建設業>

建 設 業

東日本大震災の発生により入手困難或いは高騰している建設資材(コンパネ等)がある。また国の予算は5%が留保されたため公共事業の大幅な減少が予想される。

解 体 業

公共・民間解体工事の発注においては前年比マイナス。特に民間の工事においては発注件数も低調。

電気工事業

住宅新設口数は、396件(対前年比88.5%)と減少した。

板金工事業

資材の入荷状況が悪く、約束された工期に間に合わなくなってきた。取引条件も悪くなってきた。


<運輸業>

貨物運送業

一般貨物輸送量は横這い。関東地方への仕事の多い業者は帰り便の荷が少ない状況となっている。東日本大震災による影響は落ち着いてきてはいるが、収益面では軽油価格が上昇傾向にあり、収益の好転が見込めない。

貨物運送業

震災の影響が徳島の運輸業にも出ている。東向きの輸送を行っても東日本の工場が停止しているため復荷が確保できず効率的な運送ができない。また西日本の工場でも部品などが無く製造できないため輸送量が減っている。4月に入り燃料不足は解消されたものの燃料価格は上がり続けておりコストに圧迫されている。また部品不足などでトラックの納期の目処が立たず、排ガスの規制地域に運行する為の車の代替えができないなど設備面での問題も発生している。


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