景況関連の報告]平成25年12月分

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製造業

食料品製造業

繊維・同製品

木材・木製品

印刷

化学ゴム

紙・紙加工品

窯業・土石製品製造業

鉄鋼・金属工業

一般機器

非製造業

卸売業

小売業

商店街

サービス業

建設業

運輸業


【製造業】

<食料品製造業>

味  噌

前年同月との比較では生産量は100.2%でほとんど変化はなく、出荷量は98.1%となり、僅かながら減少に転じた。主原料のうち輸入大豆の価格は為替が更に円安になっているのと、需給の逼迫により値上がりしている。もう一つの主原料である外国産米の価格は高止まりのままで変化はない。

菓  子

お歳暮の需要あり、売上は全般的に上がったが収益好転には至らない。昨年からの原材料の値上がりが厳しい状況の中(特に卵)、価格転嫁できていないのが現状である。


<木材・木製品>

  

原木丸太は旺盛な動きが見られ価格も上昇を継続し、売上高は増加している。一方、各製材所は価格高騰と原木丸太不足で丸太手当てが難しく製品需要に対応するのが難しい状況である。今後天候等の影響もあり、この状況が継続するものと思われる。

  

昨年の後半から消費税の駆け込み需要で木材不足の現状は全く変わらず、ひどくなっていく一方である。特に木材の素材(原木)の値段が高騰している。需要があっても売るものがない状況がずっと継続しているため、このままだと近いうちに工務店・それに関わる業者の倒産があるかもしれない。

製  材

消費税増税前の駆け込み需要により、プレカット工場においては、フル操業、さらに住宅エコポイントにより国産材の供給が追いつかず、原材料の不足が続いている。外材製材工場においては、為替の影響により原木仕入価格が高騰し、厳しい操業が続いている。


<印 刷>

印  刷

年末年始の長い休みを前に特需を期待していたが、特に需要はなかった。また年末の慌ただしい時期にも関わらず、用紙の値上げが実施された。印刷業界としては出来る限りの在庫を確保して、値上げによる価格への反動を緩和していかなければならない。用紙メーカーの度重なる強気な値上げも結局はペーパーレス化に加速を付けてしまう。円高で材料費も高騰する中、市場から見放されないように印刷業の特徴を活かし、新たな成長戦略への糸口を見つけていきたい。

印  刷

電力料金・資材の値上げ等を価格転嫁できず、景況感は悪くなっている。

<窯業・土石製品製造業>

生 コ ン

12月においても対前年売上高が減となった原因は、前年と同様に国交省絡みの高潮堤防工事が諸般の事情により行程通りに進まず、結果として次月にズレ込み工事進捗の遅れが売上高に影響している。今後については国・県・市発注での高潮堤防工事・護岸工事(防災対策)・耐震・河川改修工事等の件数は前年並みに見込める為、先行き面での見通しは明るい。

<鉄鋼・金属工業>

鉄  鋼

全体的には売上・設備の稼働率は上がっているが、工作機械や合理化機械は売上、引き合いも伸びずに厳しい状況が続いている。また原材料価格、電気代等の値上げが収益を圧迫しており景気回復の実感がない。

ステンレス

国内について、大手メーカーを中心とした受注が活発になりつつある一 方で、中小メーカーからの受注は厳しい状況で推移している。海外につ いて、ユーロ圏は為替環境が改善したことを背景に受注が上向きつつあ るが、中国を含めたアジア圏は、価格競争力面で厳しい状況である。全 体的には受注環境は改善傾向となっている。

<一般機器>

機械金属

景気回復の期待の高まりは出てきている。しかし、収益にはまだ反映し ていない。円安による原材料の高騰、電力料金の値上げにより、依然と して環境は厳しいものの、全般的には受注が増加している。


【非製造業】

<卸売業>

液化石油ガス

サウジ産LPGは過去二番目に値上がりで前月比225$アップ、値上げ率26%と2ヵ月連続の値上がりとなった。中東からの輸入比重を米国に変えつつあり2012年度比139%に増加、AL原油比は123%と独歩高となっている。

<小売業>

プロパンガス

売上高は減少している。液化石油ガスの分だけ、県の入札に参加できるよう申請した。

電気機器

11月に引き続き省エネタイプのエアコン・LED照明は順調に伸びている。ヴォルティス徳島がJ1昇格し、将来への大型TVの普及が期待される。

畳小売業

12月はここ数年で一番仕事が多かった。1月に持ち越した現場もあり、この基調は3月まで続くと予想される。材料の欠品率が相変わらず高く、材料が入らずキャンセルになる現場も出てきている。代用品対策が必要である。

繊  維

消費税増税前の駆け込み需要は大型・高額品を中心に活況であると聞くが、逆に一般品の買い物は後回しになり、施行後の反動で製品によっては明暗が出るように思う。また日本人の消費行動が成熟社会となり、価格訴求力があるモノか、こだわりのある高付加価値製品が今後の方向性を示しているため、製品開発や販売において行動指針を明確にしていこうとの意見が多く聞かれる。

<商店街>

徳 島 市

年末商戦とは思えない静かな12月であった。例年より早くセールによる売上確保に転じる個々のお店の対応により状況は悪化している。明るい材料もみえず、将来も厳しい変化があるように思える。

阿 南 市

クリスマスイベントを実施したが、売上高や収益に好影響はなかった。今後の課題として見直しが必要である。

<サービス業>

旅 館

徳島市日本観光旅館連盟の宿泊人員(12月分)は、16,040人であり、前年対比87.9%と減少。

自動車整備

平成25年12月の登録車の新車登録は対前年比+26.7%、中古車は+3.3%、トータル登録車は+20.3%。軽自動車の新車は対前年比+41.6%、中古車+9.6%、トータル軽自動車は+34.2%である。登録車・軽自動車ともに新車が好調である。

旅 行 業

大きな変化はないが、収益状況はあまり良くない。消費税増税後が心配である。

<建設業>

建 設 業

公共工事の増加に伴い売上高は増加している。しかしガードマン、鉄筋工、型枠工等が不足している状況で、徳島県発注工事で6%の不調工事がある。矢板、杉板等建設資材も品薄状態となっている。平準化発注と工期の柔軟な対応を望む。

板金工事業

全体的に景況は好転している。受注量、受注高は堅調であるが、利益率が伸びないのが現状である。

電気工事業

住宅新設口数は、288件(対前年比132.7%)と増加した。

<運輸業>

貨物運送業

一般貨物輸送は、年末で取扱量は全般に増加した。先月より車不足は続いたが、運賃の上昇までは至らなかった模様である。軽油価格は上昇傾向にあり、ネット通販の増加による取扱量の増加があるが、依然として売上高は減少し、収益面においても厳しい状況である。

貨物運送業

年末の繁忙期で例年よりも輸送量が増加している。消費税増税前の影響も大きく、特に住宅関連の内装(ドアなど)や用紙関係の輸送が大きく増えている。しかしこれまでの景気低迷により車両、人員ともに減らしてきた事業者が多く、効率的な輸送ができず利益が上がらないケースも多い。例えば、トラックが足りず注文を捌けないために、通常は中距離運送で帰り荷を取るところを待ち時間をなくすためにすぐ空車で帰るなど効率が悪い状況である。また燃料の高止まりもあり、景気好転への期待感はあるものの、未だ苦しい状況は続いている。

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