私達のまわりにはたくさんの虫がいます。日本で約3万種、かわいいムシ、きれいなムシ、ためになるムシ・・・・しかし人間には害のあるムシもたくさんいます。

この地球上に昆虫が出現したのは3億年も前のこと、環境に適応しつつ発達をとげ、今日、動物の全種類の80%、150万種をこえるようになりました。
私達人間−ホモ・サピエンスはやっと数万年前に誕生したばかり、いわば昆虫の後輩です。
この昆虫は、興味ある生活を営んでいますが、人間とは違ったルールで生活しています、それだけに人間には理解しがたいところもあり、ともするとたかが虫けらと見下し、いやな奴だ、害虫に違いないとやみくもに排除しようとしていませんか。実に愛らしい、知恵にとんだ生き物です。
日本には3万種の昆虫が見つかっています。しかし、数ある虫の仲間には、人間に害を与えるものもいるのです。
夜、台所に出没して病原菌をバラまくゴキブリ、大切なマイホームを喰いつくすシロアリ、食事時のテーブルのまわりをうるさく飛びまわるハエ類、寝静まった頃、ブーンと耳元にやってきて血をすう蚊、人を刺すダニ、アレルギーをひきおこすダニ等、身のまわりにはいっぱい悪い虫がいます。

害虫を駆除する専門技術者のことをPCOと言います。
ペストコントロール・オペレーターの略で、世界中で通用することばです。
噴霧器をもてば、その日からだれでも薬をまくことができます。でも本当のプロのPCOには簡単にはなれません。十分な経験を積んだうえ、法律、有害生物学、薬剤学を学び、実務などを経験していかなくてはなりません。
なぜそんなに厳しいのでしょうか?生活環境の中で薬剤をつかわなくてはならないからです。
安全に最大の配慮をしながら、少ない薬量で、害虫だけを駆除しなくてはなりません。そのためには害虫の習性、生態を熟知していなくてはなりません。


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